7月になりました。旧暦の季節を表す七十二候の名称は、自然のリズムや出来事をそのままの散文形式で表現されますが
夏至の末候にあたるこの季節の名は、
「半夏生ず(はんげしょうず)」 と呼ばれています。
夏至から数えて11日目が「半夏生」で、古来、田植えを終わらせた農家が休息を取る日でもありました。
神戸では長く続いた梅雨空もやうやう一休みという感じで、久しぶりの青空が見えていました。
我が家近くの人工のせせらぎでは、今年もまだら模様の半夏生が風に揺られていました。
長雨が続くとほとほと飽きてしまいますが、晴れるとすぐに水が恋しくなる季節です。
木陰から公園の噴水をじっと眺めているのも、また楽しいものですねー。
水は変幻自在。瞬間を切り撮るのもまた楽しいです。
子雀も気持ちよさそうです。
街路樹の下をゆっくりと歩くのも、清々しい心持ちです。
楓(フウ)の木の、小ちゃかった孫生えの葉たちも大きくなってきました。
マックロクロスケの実も、もうしっかりと出来上がっています。(笑)
野草たちの中では、このヒメジョオンが少しずつ勢力を増してきています。
この季節、街を歩いてひときわ目を惹くのが、このアガパンサス。
紫君子蘭(ムラサキクンシラン)という和名にも相応しい、優雅な佇まいですねー。
さて、土用まではあともう少しですが、私は鰻が大好物で、日本の伝統行事もお構いなしに年がら年中、週に1〜2回は必ず
この美味なるものを食します。(笑)
蒲焼きという技術を生み育てた日本に生まれて、ホントに良かったです。(笑)
ああー、ん、ん、んまいーっ !!本日も、ごちそうさまでしたー。